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てつるぶろぐ

仮住まいなう

たのしまる春まつり

588 Food

以前mixiのイベント情報とJR九州のフリーペーパーpleaseに載っていた、田主丸のたのしまる春まつりに今日は朝からぶらっとお出かけ。

朝8時過ぎの電車に乗り、久留米乗換えで現地着は9時半。開場は10時なので、それまで散策。

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菜の花が良い感じに咲いておりました。



10時になったので若竹屋酒造場さんへお邪魔しに行く。

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人だらけ。
しかも既に酔っている人も(笑)
振舞い酒を頂きつつ、試飲・試食でごった返す物販コーナーを試飲しつつ抜けて蔵の方へ。



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酒の科学(吉澤淑・朝倉書店)という大学の教科書でしか見たことのない自動圧搾機。
もろみを圧搾して新酒と酒粕に分離する(上槽)と教科書には書いてあります。
写真のおっちゃんは通りがかりの知らない方。



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酒母調製関係のブースだったと思うのですが、東洋ろ紙のNo.2/φ300mmといい、TPXの1Lメスシリンダといい、ファルコンチューブといい、自分になじんだニオイがするのでつい撮影。(笑)


とりあえず自動圧搾機の前で売ってた日本酒「あらばしり」がおいしかったので「帰りにまた寄ります」と言い残して立ち去るワタクシ。



外に出た。
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フレブルと目が合う。
さっき若竹屋酒造場さんのBBSを見たら、「犬連れ大丈夫ですか」という問いに快諾されていることを発見。おお、素敵。

酒造場の隣にある醤油蔵もひやかしつつ(味噌汁おいしかった)、そこから駅をはさんで3kmほどテケテケ歩いてこんどは紅乙女酒造へ。

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途中に長靴を履いた透明人間が昼寝をしていました。へそ天で。



とりあえず紅乙女は原酒がめっちゃ旨かったです。
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春まつり期間のみって書いてあったので瓶詰めして販売はされていないのだろうけど、欲しい…


貯蔵庫も見学。焼酎の原酒は危険物扱いとのこと。なるほどなあ。
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どどーん。

その後は巨峰ワインさんへ。
巨峰といえば開発者は東京農大出のはずなのですが、解説パネルの記述にはなかった。ちょっと残念(笑)
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wine cave

なぜか片隅に蒸留器が置いてあった。
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昔江戸東京博で見たことある気がしてたらやっぱり見てた。
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おんなじー。(ピタゴラスイッチのピタとゴラの声で)


巨峰ワインさんでは「ワインの赤ちゃん」がフルーティで旨かったです。買って帰ろうと思ったけど、誰かと呑む機会もなさそうだし、一人で速攻空けてしまうのが火を見るより明らかだったのでぐっと我慢いたしました。
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これ。
おばちゃんが「赤ちゃんのワインやてー」といいながら通り過ぎていきました。読めなくはないけど、赤ちゃんにワインはあかんやろと。もしくはこどもびいるか。


「ワインの赤ちゃん」に後ろ髪引かれながら山からシャトルバスで降り、また若竹さんにいき「あらばしり」をまた試飲して買って帰ったのでした。満足満足。
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昼間うろうろしているとき思い出した本の一節。

イースト菌の働きについては、そういえば科学者たちの努力をもってしてもまだ完全に解明されてはいないのだった。思うに、この世にもまだ謎が残されている証拠ですね。未知の領域、未発見のクレバスが世界にはまだ存在するのだ。(略)
イースト菌の持つ魔法の力を奪って発酵を抑えることがどうやってもできないとするなら、それは世の中にまだ詩心の許される領域がひとつふたつは残っているかもしれないということであり、すべて説明し尽くされ謎を奪われ、おもしろみがなくなってしまったかに見える世界だが実はそうでもなさそうだと考えると、ここだけの話うれしくなってくる。


ジョン・ランチェスター 「最後の晩餐の作り方」 小梨直訳、新潮社(クレストブックス)、25頁

そう、食べ物屋さんの世界は詩心で成り立っているのです。人間が立ち上がった頃から今にいたるまで本当に理解できた食べ物なんて一つもないのです。
きちんとしたものづくりの現場を見ると謙虚にならないといけないなと気持ちのリセットがかかるのです。

ありがとうございました&ごちそうさまでした。

で、ばいきんいじり、遊び程度でいいからまたしたいなぁ。