てつるぶろぐ

仮住まいなう

トマソン!

行ってきました、「名画は何度も蘇る」赤瀬川原平講演会。

2時間、2部構成で、最初は一応なんとかタイトルどおりの講演でしたが、後半は路上観察のスライド上映会。いやあ笑った笑った。
赤瀬川さん、本でしか知らなかったんですが普通のおじちゃんで、発する言葉がこう感覚的なんですよね。ミスターみたいな(笑)
「この先S字カーブありのSの部分がこうシュッときてここで息継ぎを一度入れてからこうぐーっっっと…」とか。
路上観察の話の時は熱がこもっていましたが、それ以外の時はちょっとトーンが押さえ気味だったのもなかなか正直な感じがいたしました。(ぉぃ)あと話が脱線しまくりで。

まじめな話では、最初ぱっとしないと思っていたというモネの絵との「感動の再会」の話が沁みましたね。自分の経年変化を見るために色んな軸を持っておきたいなと思いました。

とりあえず世界に対する溢れすぎた愛情というかオマージュがひしひしと伝わってくるいい講演会でした。

今日はこれからジョン・ダニエル(セント・オブ・ウーマンのパチーノ風に…「ジャック・ダニエルでは?」「いや、ジョンでいいんだ。長い付き合いだから」)をちびちびやりながら、電車の中で読んでいたこれ↓の続きを読むとします。
オンライン書店ビーケーワン:宇宙の果てまで
小平桂一 早川書房

著者がドイツに留学していたときの肉屋との会話が秀逸。

「で、何を勉強すんのかね」
「……天文学です」
「そうか。俺はおまえさんにこうしてソーセージを作ってやっている。おまえさん、天文学やって、何か面白いことが判ったら、俺にも教えろよ」