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てつるぶろぐ

仮住まいなう

今更先月末の帰省の話。

069 Museum 29* Travel

有休とって、朝、会社に行くよりも1時間半ほど早くうちを出て岡山に向かう。
目的地は高梁市にある成羽町美術館、28日がオープニングの「見る・さわる・考える!スイスの科学おもちゃ展」がお目当て。ついでに しょうがなく帰省も(笑)。

オープニング日なので主催関係の人のギャラリートーク付きでして、これがなかなか楽しかった。
倉敷芸術科学大学のカスパー・シュワーベさんと、多摩美大の石黒敦彦さんの解説付きなのですが、まじめに進行しようと頑張っておられる石黒さんと、とにかく自分自身楽しんでいるのが見ていて笑えるほどのシュワーベさんとのコントラストが絶妙。
というかシュワーベさん、もんのすごくいたずら好きな少年の目をしていた(笑)


地元のテレビとか新聞とかも取材に来ていて、ワタクシは写りこまないように極力カメラの人の斜め後ろに小さくなって気を遣っておりました。その割にシュワーベさんからスイス総領事とNorman D. Cookさんへプレゼント贈呈の時立ち位置を間違えその二人の間にはさまれる形ですっぽり入ってしまったけど(^^;

で、充分堪能した後自分へのお土産にトロフルックスを買い、実家に帰る前に、大学の時博物館実習でお世話になった大阪市内の科学館へ。
実習担当だった学芸員Kさんに、挨拶もそこそこにしてチラシを見せつつ「これこれの展覧会に行ってきてですね、面白かったんでこんなの買ってしまいましたよ」と言ってトロフルックスで遊んで見せたらがっぷり食いつかれる。「うわ、なになにそれ!すごい!」「でしょでしょ!」とか話して盛り上がってると「あ、ちょっとHさん呼んでくる、絶対こういうの好きだから」と言ってパーティションの裏側へ。「ちょっとHさん、こっち来てよ、面白いもん見せたげるで」といわれ連れてこられるHさん。「コレなんですが…」と実演して見せたら即がっつり食いついて、「え、え、え、ちょっとやらせて!」と言うが早いか「うわ、これすごいなあ」と子供のように遊ぶHさん。その間に他の学芸員さんたちも通りがかりにとりあえず食いついていって、人だかりのできあがり。(笑)
わたくしはそのまま科学館に取られるんじゃないかと内心ドキドキしておりました。

というか、実習の時も思ったのだけど、ここの学芸員さん(というか学芸員という人たち全体なのかもしれないのだけれど…)って面白いものへのアンテナの感度がものすごく鋭敏なのが面白くて羨ましい、というか悔しい(笑)。とりあえず子どもとか動物というある種情け容赦ない相手とやりあってる人って(こちらのアンテナとの共振具合がいいからなのか)基本的にとーっても面白いんだよなあ。過去動物園セミナーで話を聞いた人も現場の人ほど話楽しいし、犬のトレーナーなんかもそうだし。
実習中一度だけ学芸員の人たちと親睦会を兼ねて町の中華料理屋さんで呑んだとき(あの時はごちそうさまでした)、お酒の席の話も面白かったのだけど一番感激した事は、「ごちそうさま〜」とお店を出た後、誰から言うともなくそれぞれ空を見上げて「あ、ベガ綺麗に出てるねぇ」「ほんとだー」と軽く酔っ払いながら皆で話をしていた姿だったりする。そして今でもマネをして人と呑んだ後「お、いい月だよ」と言ったりもしているのだけど。…とそんなこと思い出したりもしていたのでした。
ちなみにそのトロフルックス、展開したはいいけど畳み方がわからずしばらく格闘しました。結局Hさんが収納法を見つけてくれたから良かったものの、畳めなかったらそのまま科学館に置いてこざるをえないところでした。半泣きで。(笑)

と、そんなことをして遊んでいる間、実はKさんメディア取材が来ていたのをずっとすっぽかしていたらしく、またしても挨拶もそこそこに帰りました。またそのうちプラを見に行きたいと思います。お邪魔いたしました。

帰省の方はあれです、29日は適当に京都をぶらぶら、30日は神戸の王子動物園をぶらぶらしてから福岡へは車輪がひっこまないとか油圧がおかしくなるとかステキな話題の絶えないボンバルディアDHC8-Q400で無事帰りました。