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てつるぶろぐ

仮住まいなう

書店の自爆テロ

02*:図書・書誌

福岡県内にてこんな制度が始まっていることを今更発見。
最近リアル店舗に行くのは雑誌のチェックのみで、マンガはめったに買わないし(今の例外はもやしもんのみ(笑))、書籍は一万円以上ドカ買いするとポイントが返って来るbk1でしか買ってないから気づかなかった。

図書館の勉強の一貫で出版関係のことも色々調べて、末端の利益が万引きで吹っ飛ぶ業界だというのはもちろん承知しています。万引きが窃盗なのも常識です。

わかるんだ、わかるんだけど、しかしなあ、これはないだろうと。

津野海太郎は「書籍、雑誌の『投機商品化』が、記憶するかぎり戦後のどの時期よりも高じ、需給両者共に未曾有といっていいほどの精神の相乗的劣化を(まことに手に負えないことには)無意識に出来している」という辺見の言葉(辺見庸「終わりの始まりか」『本の旅人』99.1)を引用している(津野海太郎『だれのための電子図書館?』 大日本印刷ICC本部 pp.94-95 1999)。またコピーコントロールCDに関してであるが東浩紀は「前提として皆が同じ作品を求める画一的なマーケット」の存在を前提としていることを指摘し、「仮にも「文化」であるものが産業として画一化してよいのか」と言っている(東浩紀斎藤環大澤真幸シニシズム動物化を超えて」(『季刊Intercommunication』通巻44号 pp.33-34 [2003. spring])。
というのはワタクシの拙い大学時代のレポートの一部ですが(恥)まさに本は投機商品であるとシールを貼ることで逆説的に認定しちゃっている点で、「需給両者共に未曾有といっていいほどの精神の相乗的劣化」であると思うのです。

理由がわからなくもないから辛いんだけど、どうしてもこのシステムに賛成できんのはやっぱり本が好きだからなんだろうか。

とりあえずこのひどいデザインのシールの絵作った人とgoサイン出した人、岩波茂雄に謝れと思うんですけど( ̄Д ̄川)
はてなブックマークで酷評されまくったり書店協の掲示板が炎上したりとまさに本屋さんの自爆テロだったなと思ってみたり。まさかすんなり受け入れてもらえるとか思ってたのかなあ…どきどき。

こちらは昨日の紀伊国屋書店文庫古書フェア(下段)とBOOKOFF(上段)の収穫。
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今日は今日でbk1から1万ちょい分の本が届きます。あは、あははは orz