読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

てつるぶろぐ

仮住まいなう

来週の予定は「沈黙」

来週また佐賀県立宇宙科学館に行こうと思って、折角だから泊まりでうろうろしようかなと思いまして。
とりあえず武雄温泉で泊まろうかと思って探したら、やっぱり温泉地て一人旅に厳しくて空きもなく、結局ハウステンボス前の日航に。
てかハウステンボス前に一人泊も大概痛々しいやんというのは思っても言わないで下さい、宿もビジネスパックですから(爆)

で、どこいくかなーて考えたらバイオパークと遠藤周作記念館を思いついたのでそこらへんうろうろしてきます。
真ん前なのにハウステンボスには行く気にならなかったり…だって高い入場料の割にエッシャーミュージアムとIFXシアター以外食指動かんから(^^;


ということで北九州の行き帰りはこれを読んでました。
オンライン書店ビーケーワン:沈黙
『沈黙』遠藤周作 新潮文庫


かつての師であったフェレイラが背教したらしいという話から、彼を追ってポルトガルから長崎に潜入して来た司祭(パードレ)ロドリゴのお話。
一時は潜入先で密かに布教を行えたのだけど、やがて捕まってしまうロドリゴ
彼には直接的に拷問を加えられることはないのだけど、結局踏み絵に足を掛けてしまうまでの流れが見事にグサグサと刺さってしまいました。


一切の宗教には興味ないのだけど、信仰という行為についてはずっと興味があって。『沈黙』で何となく一つ上のレイヤが見えるようになった気がする。
それはなんだと言われてもうまく答えられないだろうけど。

未成熟な人間の特徴は理想のために高貴な死を選ぼうとする点にある。これに反して成熟した人間の特徴は理想のために卑小な生を選ぼうとする点にある。

というサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」に出てくる有名な一節、読んだ時は腑に落ちなかったけど今ならわかるような気になった。
村上春樹訳の方でも今度読んでみようかな。