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てつるぶろぐ

仮住まいなう

仙台おでかけの巻

12月あたまに仙台に出張があって、ついでに一日延泊して遊んできたのでそのきろく。

1日目(木曜日)

夏にviewカードの特典でグリーン優待券を貰っていたのだけど、いまいち使うタイミングがなく年末で期限が切れるため、仙台へはMaxやまびこの二階席グリーンを利用。
何も考えずに一番後ろの席を予約したら一人席だったので+αで快適。


仙台についたらE6の試験車両がホームに停まっていたのでとりあえず写真を撮る。
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なまはげー!

仙台駅からちょっとのホテルでチェックインしようとしたら、フロントの方から同行者(先に着いているはずの上司。いいおっちゃん。仙台駐在歴もあり)がまだ着いていないと言われた。まあいいかと手続きをしていたらちょうど上司が到着して第一声「いやー迷っちゃったよー」「えっ」


晩ご飯を食べるために部屋に荷物を突っ込んで夜の仙台に繰り出し、ベッタベタに利久で牛タンをいただく。あと上司が勢い余って頼んだお刺身とか天ぷらとかつつきながらダベり、おなかも満ちたところで上司「じゃあ光のページェントを観に行こう!」「えっ」


ふつうに綺麗でした。GX100を入れたカバンごと部屋に置いてきたのでiPhoneで撮るだけでしたが…。言いだしっぺの上司は自分のコンデジ持ってきてたし…

イルミネーションを堪能してから、夜の仙台を脇目もふらずホテルまで戻り(道中の会話の3/4くらいは「寒いね」「寒いっすね」)その日はおしまい。

2日目(金曜日)

翌日は朝からお仕事。先方に急用ができたためにちょっぱやで仕事を終わらせて15時頃にはフリーになり、東京に戻る上司を見送り一人仙石線を逆方向に移動して松島海岸駅へ。途中の塩竈で更地や建築現場が多くてちょっと言葉に詰まったり、松島湾沿いを走る横の、「明らかに元々その設定で作ってないよね地盤沈んでるよね」という水位の岸壁を見たりしながら。
駅からはてくてくと歩いて投宿先のホテル海風土さんに向かう。朝御飯付き7500円コース。
向かっている途中に色んな都道府県のパトカーがいっぱいすれ違い(災害派遣かな)観光地に一人ぼっちで歩くスーツ姿の人間としては職務質問でもされたらどうしようかとビクビクしておりました。
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こんなトンネルを最後に通った。


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松島湾の夕景な感じが良かったので一旦ホテルを素通りして写真なぞ撮る。

ホテルに着いたら暖かいコーヒーでおもてなしをされたりしつつ、お部屋通されたらよくある添乗員さん用のちっちゃい部屋でしたが泊まるだけだったので全然問題ない。いそいそと上着を置いてタオルを引っ掴んでそのままお風呂に向かい、誰もいないお風呂にのびのび浸かり、ほっこりした後軽く缶ビールを呑んでから再び仙台駅に向かって出発。なぜ仙台に戻るかと言うと出張の前の日に仙台行くことをtweetしていたらデムパさん(id:Poisonous_Radio)から飲もうと連絡を貰ったのです。延泊分を夕食なしプランで予約していて良かった…

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外に出たらすっかり夜の雰囲気。そしてまた寒い。

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松島海岸駅。寒い。

そのままあおば通駅まで出て、テケテケと歩いて待ち合わせのアポーストアまで。寒い中歩いたので近くの商業ビルでトイレ寄ったりしながらストアの中で待っていたら、緑のコートを着た全然怪しくない男性が*1いそいそと電話を手にして耳に当て…ぼくの携帯がプルプルと!「どもども」と挨拶をしながらそそくさと近寄り、ご挨拶もそこそこに小洒落た飲み屋さんへ。
「ええと、はじめまして…」と頂いたデムパさんの名刺はがっつりニアミス業界であらあらと思っていたら共通の知り合いがいたので業界の狭さにお互い苦笑しながらおいしいご飯をつつきアカデミアと言論の自由とかそういう話*2したりしました。
オススメの日本酒をくぴくぴと頂いているうちに時間も過ぎ、松島海岸まで距離があるのに送って頂き(本当にありがとうございました…)、部屋で一息つきながらそのとき地上波でやっていたラピュタを見ながらtwitterとかしながら。ムスカ大佐認定されたりしながら

3日目(土曜日)

早起きして朝風呂に入ろうかなあと思ってロビーに出たら予想以上に朝焼けがキレイだったので「これは風呂に入ってる場合じゃない」とばかりに部屋に戻り浴衣から洋服に着替えコートを羽織りカメラを引っ掴んで外へ飛び出す。
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海っぱたの看板はしっかり凍っており。

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そんな中でも漁師さんは船を出し。

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福浦橋は犬の散歩をする人とかただの散歩の人とかが歩いていたので自分も渡ってみた。

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こんな格好で歩きまわる。


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津波の痕跡にも朝日が昇りしているところを見ながらホテルまで戻りました。


朝風呂に入り、朝御飯を頂き(ちょう美味しかったです…)、ホテルをチェックアウトして松島水族館に向かう。
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すっかり日の高くなった松島湾沿いの遊歩道。

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岸壁に残る地震の跡。2年くらい前に来た時にここから遊覧船に乗った。

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ここも歩いた。

てくてく歩いて松島水族館に行き、ロッカーに荷物を放りこみ、カメラだけポケットに入れて中へ入る。
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これは有り難いフリー三脚。ちゃんと携帯を挟むクリップまで付いていて、「この周辺でご自由にお使い下さい」と嬉しいことを書いてあるけど撮る相手がいない…

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みたことあるペンギン。

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ジェンツーは結構好みである。

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オウサマペンギンは園内散歩をするらしい。

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バックヤードツアーの募集用紙があったのでとりあえず一行目に自分の名前と住所を書いておく。

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メガネカイマンぷかぷか。

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砂泥底の生物水槽では

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シャコとハゼが寄り添っており。

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正面顔ゆるい。

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震災被害への対応や全国からのメッセージもしっかり展示してあって胸が熱く。

ぐるっと回ってまた外に出たら、ペンギンのご飯タイムでした。
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ジェンツーとキングペンギンはご飯手渡しだったのにちっちゃいのは「バットから食え」扱いでちょっと笑った。
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バックヤードツアー開始までちょっと時間があったのでアシカショーを見たり。
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ツアー集合時間の10分前くらいになったので集合場所に戻ったら、参加者リストには自分以外の名前がなく、脇におられた飼育員さんが「裏側探検どうですか?」って声を掛けてくれた。
「…すいませんそこに名前書いてあるのが僕なんです…」「あっ…」みたいになりつつ、「水族館はお好きなんですか?」「ちょこちょこ行ってるんですー。こちらは初めてなんですけど昨日まで仙台出張だったので延泊して足伸ばしてきました」「出張ですか、お疲れ様です…。(住所見ながら)そちらだったら葛西とかですかねえ」「そうですそうです、ちょっと前行きましたよ」とか会話をしてたら11時ちょっと前に「…もう人いないし行きましょうか」「お願いします」みたいな感じでマンツーマンバックヤードツアーが開始。
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最初に調理場に通される。とりあえず「失礼します」とかいいながら入る俺社会人の鑑。
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流しではアジとかシシャモとかと一緒にデカい魚が解凍されててそれを見てたら飼育員さんから「餌は色々あるんですが、この魚何かわかりますか?」と聞かれ、「ブラックバスですか」と即答したら「…お詳しいですね」ってなったのでもっと無邪気に何ですかとか聞くべきだったなと思ったよママン。

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シシャモ♂。

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バックヤードツアーといったらこういう絵よねー、な写真。

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暖かい間は表に出してるけど冬は裏で暖かくしてもらってるイグアナさん。

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わかりにくいけど一斗缶で手作りしたという鹿威し。

とかまあ色々説明を聞いたり質問したりしてマンツーマンバックヤードツアーを堪能いたしました。説明にうんうん頷いたり深く同意したりしていたのもあってか、最終的に「あの、もしかして水族館の方ですか?」と聞かれたのは全力で否定しましたけど(笑)でも写真撮ろうとしてたら待って下さったり、終了時も他のイベントの説明して頂いたりと手厚いサービスでした。ぱちぱち。


で、また館内ぐるっと回って。
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クラゲツリー。

かっちりしたコート着ていながら膝で立つようにしてカメラ構えていたら
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イロワケイルカがボール持ってきて相手してくれたのでホロリ。

でまあ、ぶらりぶらりと回ってから、仙石線の電車がくる時間に合わせて「ありがとうございましたー」といいながら外に出て。ロッカーから荷物を出して水族館の入口を振り返ったら、改札のお姉さんと眼があって、お互いちょっとにっこりと頭を下げるなどしながら、松島海岸駅に向かって。

仙石線に乗り、仙台で下車し、荷物をロッカーに突っ込んで。ちょっと迷ったけど、帰りの新幹線まで時間があるので空港に向かってみた。

この映像を地震の後に見たのもあったし、はてなの近藤さん(id:jkondo)のダイアリーブコメを読んだのもあって、ちょっと足を運んでおこうと思って。*3

空港に向かう途中、線路脇に見たことないくらい変形した自動車が置いてあったりしてちょっと緊張したものの、いざ空港についてみたら建物はきれいで普通の空港でした。

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とりあえずロイヤルではらこ飯を食べたりしつつ。おいしいよねはらこ飯>id:matsukazuto

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屋上の展望台(有料)に登り、海側が殆ど更地になっていることに改めて息を飲みました。

展望台から降りて、一階にあった応援メッセージと震災直後の写真パネルを見て、そのパネルを展示している所のすぐ近くに自動車が文字通り「突き刺さって」いる写真を見て。
それからちょっと外に出てブラブラと歩いて。
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色んな生活があった場所だろうに、殆ど跡形もなくなっていて。
阪神大震災の後の神戸に行った時は、埃っぽい空気とシートに包まれた建物ばっかりだった記憶があるんだけど、それとは全く別種の、呆然とするだけの光景でした。もう瓦礫の類はどこかに集められていて、その分真平らな地べたが延々続いているようで、「壊れる」ではない、「無くなる」ことを思い知りました。



そんなことを色々とぐるぐるぐるぐる考えながら、また空港に戻って電車に乗って仙台駅に向かい、普段より多いおみやげを買い込んで帰りの新幹線に乗りました。

復興支援とかちゃんとすることももちろん大事なんだけど、そういう大きいのとは別に、出張で延泊するとか、帰る時間を遅くして何か食べて帰るとか、おみやげをちょっと多く買うとか、寄り道してくとか、そういうので楽しんで帰ってくっていうのもまた、きっと必要なことなんだろうと思ったのでした。

おみやげ

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そう・・・。そのまま飲みこんで。僕のチンアナゴ・・・ - 蝉コロンで(一部のはてなーに)有名になったちんあなごのうたグッズを松島水族館で購入。夏に行った大洗で初めて動画見てはげしくウケていたうちの奥さん用と自分用に2セット購入して帰ったら奥さん大喜びでした。
自分用はちゃんと職場で使っていて、目立つ上にちょっと恥ずかしいので処理待ち書類を入れておくのにリマインダとして最適でもう手放せません(30歳・男性・事務系)という投稿をしても良いくらい愛用しております。

マツカズトさんのエントリ辰年だからタツノオトシゴを見てきました(@マリンピア松島水族館) - 俺は魚だ,と言ってみるテストもだけど、松島水族館、派手さはないけど静かに良い仕事してされていて、自分が小さい頃何度も行った須磨水族園と同じような匂いが感じられてきゅんきゅんいたしました。

んで、タツノオトシゴ写真はないけど僕もid:bunny114さんにタツノオトシゴを描いてもらったので自慢しておきます。うひひひ。

*1:待ち合わせの時に「怪しいのが自分です」的なメールを頂いていたもので

*2:ちょうど群馬大のね、例の件があったのですねそのころ

*3:あのエントリとブコメがなければ沿岸部に行かずに帰ってきたと思う。本当に感謝しています。